Plant Developers for Gelatin Silver Print Workshop
植物現像液(Plant Developer)ってご存じでしょうか。
一般に販売されている現像液にはメトールとかハイドロキノン等の薬品が含まれていますが、環境への負荷を考えると簡単に破棄できる物ではありません。そこで注目されているのがハーブやミカンの皮など植物などを現像液として使うプリントプロセスです。
植物現像液は環境への負荷を少なくすると言う発想から生まれたプロセスです。例えばミカンの皮などゴミとして棄ててしまう物を煮込んで数日置いた抽出液等が、なんと現像液として使えるのです。
植物現像液は現像時間もスローですが、従来の銀塩プリント用現像液と遜色ないモノクロプリントを作ることが出来ます。そして予測しなかった効果に遭遇することもあります。
そんな不思議でエコな現像液を用いて作品制作に活かし活躍しているイギリス在住の写真家・菅原さやこさんをお招きし、ワークショップを行います。
本ワークショップでは植物現像液の処方や使い方、そして実際に参加者にご自身のネガを使って数種類の植物現像液でプリントをして基本を学んでいただきます。参加者の皆さんが今後いろいろな可能性を探究していただけるよう、菅原さんの作例を参考にしながらレクチャーしていただきます。
日時
2023年12月23日(土) 13:00~17:00
募集人数
6名(先着順)定員となりましたので、募集は締め切らせていただきました。
受講費
¥11,000-(税込)
(バライタ・RC印画紙 [8×10] その他材料を含む)
■ご持参いただく物
・モノクロネガ(35~ブローニー版)
・エプロン等汚れても良い服装・タオル・筆記用具など
■お申し込み方法
- 下記応募フォームより必要事項をご記入の上お申し込みください。
- 定員に達し次第締め切らせていただきます。
- ワークショップの詳細につきましては参加が決定した時点でメールにてお送り致します。
■キャンセル料に関して
- 開催日前日~当日のキャンセルは受講費の100%、12月17日〜21日の間のキャンセル料は受講費の50%を承ります。
講師紹介
菅原さやこ
1972年 ミラノ生まれ。ロンドン在住。
12歳で日本に帰国し、多摩美術大学および同大大学院で日本画を専攻。大学院在学中にオランダ政府奨学生としてオランダに1年間留学。大学院修了後、オランダ・ユトレヒトやロンドンで作品を発表し始める。2013年、ロンドン芸術大学の写真学・修士課程を修了。主な個展は、2018年、ドイツ アウグスブルグ fotodiskurs 2021年、 スペイン マドリッド F&deOギャラリー 2022年、 ベルギー アントワープ 居場所ギャラリーなど。2021年、英経済新聞フィナンシャル・タイムズの週末版付属冊子『FTウィークエンド・マガジン』テムズ川をテーマに作品3点のコミッションを受ける。2023年の 主なグループ展、Woolwich Contemporary Print Fair、 Photo Basel、London Group Openなど。https://www.sayakosugawara.com/
応募フォームにご記入後確認ボタンを押してください。別ページに飛びますので、一番下までスクロールすると送信ボタンがありますので、押してください。送信ボタンを押さないと応募フォームが送信されませんのでご注意ください。