コロタイプ・ワークショップ with 京都・便利堂
コロナにより中断していましたが、帰ってきました!!
コロタイプ・ワークショップ!!
コロタイプとは;
コロタイプは、約150年前にフランスで生まれた印刷技術です。網点のない連続階調によるなめらかで深みのある質感、特殊なコロタイプインキによる強い耐久性等、表現力と科学性を共に持っており、他の印刷技術の追随を許さぬ独自のものです。1935年に法隆寺金堂壁画の原寸撮影を行った原版を使い、1949年に焼失した壁画を便利堂のコロタイプ技術で再現した事でも有名です。
便利堂が主催するコロタイプアカデミーでは、この技術を多くの人に知ってもらいたいという趣旨から独自に開発した体にも環境にも優しい乳剤を使用した「コロタイプ・ティッシュ」という版を利用して、コロタイプの素晴らしさを体感するワークショップを開催しています。
そのワークショップを是非東京で!ということで実現したコラボレーション企画第三弾!!
当日はコロタイプの歴史や便利堂での作業・作品等の説明、インクの練り方や刷り方のデモンストレーション後、参加者の画像をコロタイプティッシュで作った版を使って、実際に刷りの作業をしていただきます。
今回はなんと8×10サイズのプリントを刷ることが出来ますので、作品として試してみたい方にはチャンスだと思います。
様々な紙を用意しておりますので、参加者の作品にあった紙をお選びいただけます。また、紙を変えることによって様々な表情をお楽しみいただけます。
首都圏から京都への交通費・宿泊代等で躊躇なさっていた方々に、是非コロタイプの素晴らしさを知っていただきたいという便利堂スタッフの皆さんの熱意によって実現した企画です。このチャンスに是非体験していただきたいと思います。
定員に達しましたので、
応募を締め切らせていただきます。
開催日時
11月25(土)10:00-17:00(休憩1時間)定員4名
11月26(日)10:00-17:00(休憩1時間)定員4名
*終了時間が延びる場合もあります
25日、26日どちらでも参加可能な場合はその旨応募フォームにご記入ください
応募〆切日 及び 画像送付〆切日
応募〆切日 11月12日まで先着順による受付となります。定員に達し次第、募集を締め切らせて頂きます。
画像データ送付〆切日・画像の送り先・方法等詳細は参加決定後メールにてお知らせいたします。
参加費
35,000円(税込)
インクなどがついてしまう可能性があるので、汚れても良い服装かエプロン、手ぬぐいなどご持参下さい。その他詳細につきましては、参加者様に直接メールにてご案内いたします。
講師 山本 修
1960年、京都生まれ。高校卒業後に便利堂に入社し、現在に至るまで40年間に渡り、便利堂工房においてコロタイプ・プリンターとして従事。これまで正倉院文書や若冲「動植綵絵」といった貴重な文化財の複製、また森村泰昌氏の「フェルメール研究2004」の制作では十数版を使った多色コロタイプ作品を完成させる。近年ではソール・ライターの「1950s New York」、深瀬昌久の「Racen Scenes」などを手がけた。