2020-02-21

鶏卵紙ワークショップ

(撮影:内田 九一)

鶏卵紙はその名称から想像出来るように卵白を使用する技法です。卵白・塩・硝酸銀・用紙、と言う極めてシンプルな材料を使用しますが、広い露光域・美しいグラデーションを備えており、1850年〜1900年代、日本では幕末から明治にかけて湿板ネガからのプリントを制作する為に盛んに使われた古典印画法です。鶏卵紙を使った代表的なプリントには坂本龍馬の肖像写真や外国人旅行者向けの美しく彩色された横浜写真などがあります。本ワークショップでは1日目に鶏卵紙の歴史と卵白紙の作り方をデモンストレーション後、参加者ご自身で卵白を用紙に塗布して鶏卵紙を制作していただきます。

翌日、乾いた鶏卵紙に硝酸銀溶液を塗布・乾燥後、ご自身の画像をプリントしていただきます。

 

日時

2020年3月21日(土)〜22日(日)2日間
13:00〜17:00(21日)
10:30〜17:00(22日)

受講費

¥20,000-(税込み)

募集人数

5名(応募多数の場合は抽選)

使用する画像について

参加者の画像データ(2~3カット)を前もって送っていただき、デジタルネガをこちらで制作致します。アナログネガの場合はネガあるいはプリントしたものをスキャン後、データをお送りください。4×5以上のアナログネガの場合はそのまま使用出来ますが、濃度が足りない(薄い)ネガの場合は使用出来ない場合がありますので前もってご相談ください。

詳細は参加決定後にお知らせ致します。

 

講師

猪股良文
東京都出身
日本大学芸術学部卒
在学中より電通写真部アシスタント・個人アシスタントを経てフリー。
細江英公ワークショップ、ジャックウェルポット・ジュディードーターワークショップ参加。
2012年、2014年、Mark Osterman WetPlateワークショップ参加。
2013年よりアマナサルトにてオルタナティブ・プリント制作担当。
2016年10月よりアトリエ・シャテーニュにてオルタナティブプロセス・ワークショップを担当。

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