2017-11-09

Zone System Workshop/Beginner

■ゾーンシステムとは

アメリカの写真家アンセル・アダムスは、12歳のときからピアノを習い、コンサートピアニストを目指しました。また、写真にも強い興味を持って取り組み、シエラネバダの雄大な自然をその美しさとともに写真表現にするにはどうすればいいのか、その答えを追い求めてきました。1927年の4月17日、ヨセミテ公園に高くそびえる山ハーフドームにカメラを向けたとき、露出とゾーンに関する一つのヒントを得たのです。

私達が撮影対象とする風景や人物など被写体の明暗は、境目のないなだらかな変化です。この連続して変化する明暗を印画紙に現わせる黒から白までの10のゾーンに置き換えるという発想で、そこからつぶれない黒、飛ばない白を確認し、適正露出を見つけるという方法がゾーンシステムなのです。

カメラ操作、ネガ作り、プリント制作に至るまでのマテリアルを尊敬し学び発展させること。それは、カメラ、レンズ、フィルム、薬品、印画紙のそれぞれの特性を自らのやり方の中から見つけることの重要性をゾーンシステムは教えてくれるのです。

■講座の特長

中型、大型カメラによる写真の特長は、何よりも豊かな諧調表現です。また、大きなピントグラス上の画像そのものは実体であり、それを眺めることは新たな経験といえます。しかし、露出やフィルム現像に慎重な処理が求められ、なかなか取り組めないのが現状です。

ワークショップでは、使用するフィルムの感度を見つけることからスタートして、感度に見合う現像時間の確認、撮影実習、現像実習、プリント制作によって完成にこぎつけます。

現在、諸外国のフィルムや印画紙が輸入され国内製品と合わせて、銀塩写真を進めるための環境は十分に整っています。様々な感光材料の特性を個人で引き出すためにゾーンシステムは、最も合理的な方法といえるでしょう。

当講座は、銀塩写真に興味のある人ならだれでも参加できます。

第1回 2018/1/21(日) 13:00~17:00 ゾーンシステムとは何か

会場:アトリエ シャテーニュ オルタナティブ スタジオ
作品による解説、フィルムの感度を見つけ るためにグレーカードをゾーンIで撮影。

第2回 1/28(日) 1300~17:00 フィルム現像の基礎

会場:アトリエ シャテーニュ オルタナティブ スタジオ
ブローニーフィルムとシートフィルムのため の様々な現像方法・現像液・注意事項。

第3回 2/12(月/祝) 13:00~18:00 標準現像時間を求めるテスト撮影

会場:アトリエ シャテーニュ オルタナティブ スタジオ
4本のロールフィルム又はシートフィルムによるゾーンVIIIの撮影。

第4回 2/18(日) 13:00~18:00   フィルムの標準現像時間を見つけるテスト

会場:アトリエ シャテーニュ
素抜けのネガから最大黒を得る露光時間を見つけ、ゾーンVIIIのネガをプリントし標準現像時間を見つける。ゾーンルーラーの制作。

第5回 2/25(日) 12:00~17:00 ゾーンシステムによる撮影 (雨天の場合3/3)

会場:新宿御苑(予定) ゾーンの捉え方とビジュアライズの訓練。ヴューイングフィルターの使い方

第6回 3/18(日) 10:30~17:00 ファインプリント制作

会場:アトリエ シャテーニュ
コンタクトプリント、テストプリントの方法。バーニング、ドジングによるプリントテクニック。

第7回 3/25(日) 13:00~17:00  仕上げ → 作品講評 → まとめ → 終了

会場:アトリエ シャテーニュ オルタナティブ スタジオ
ドライマウント、ブックマットのデモ。 プリント収集と保管の方法。各自ベストプリントの発表。

お持ち頂くもの

◎カメラ / 35mm~8×10インチ いずれかのカメラ
◎レンズ / 常用レンズ
◎露出計 / ペンタックス・スポットメーター推薦
◎三脚とレリーズ / 常用 しているもの
◎印画紙 / バライタ紙 / 8×10サイズ30枚程度
◎フィルム / 常用している35mmフィルム・ブローニー・フィルム(10本程度)、4×5, 8×10 シート・フィルム(30枚程度) いずれかのフィルム(同一エマルジョン)
※中型・大型カメラ・スポットメーターは貸し出しも可能(台数に制限あり)

定員

5名(先着順)

受講料

50,000円(フィルム、印画紙は含まず)

中島秀雄プロフィール


神奈川県生まれ
東京写真大学(現・東京工芸大学)卒業。写真家・細江英公氏の助手となる
1972年 細江英公オリジナルプリント展のためのプリントを担当
1977年 細江スタジオから独立しフリーとなる
1986年 アメリカ・バーモント州ゾーンVIワークショップに参加
1995年 “ゾーンシステム研究会” 設立・代表
個展「ナチュラル・ランドスケープ」pgi ギャラリー、「光への観照」写大ギャラリー、「リバー」ギャラリー オリーブ、「光への目差し」ギャラリーコールピット、「Ghost Town,Bodie」アートプランニング青山など他多数

写真集に「藤田昭子の原風景」(筑摩書房)、「ゾーンシステムハンドブック」(朝日ソノラマ)などがある。川崎市民ミュージアム写真講座、写真講座コルプス、東京写真文化館、 東京工芸大学大学院、ギャラリーイシス等ワークショップ、レクチャー多数。
ゾーンシステム研究会代表

■お申し込み方法

下記のお申し込みフォームよりお申し込みください。

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