Cyano on Glass Workshop
フィルムが発明される前は、ガラスは写真家や暗室専門家にとって非常に重要な媒体でした。アンブロタイプやゼラチン乾板のように、ガラスは画像を表現するために使用され、また他の方法と組み合わせて様々な印画を作成することができました。
今回Atelier-Chataigne の招待を受け、台湾の曾啓峰先生が東京で1日ワークショップを開催いたします。彼は台湾のKuangyin Arts Co.の創設者兼技術ディレクターです。
今回のワークショップではゼラチン、ガラス、および硝酸銀に関する長年の研究成果を共有し、ガラスを媒体として使用した デジタルネガを用いたサイアノタイプの作成プロセスを実演いたします。参加者はこれらの技術を実践する機会も得られ、知識共有がより具体的かつ包括的なものとなります。
実技に参加できる人数に限度がある為、今回は見学の枠も設けました。
さらに、この東京訪問中に曾先生はディスカッションセッションも開催いたします。デジタルネガの使用に興味がある方、または経験のある方を招待し、半日の時間を共有し、彼の3年間の経験に基づいてデジタルネガの使用の改善可能性を共に探求する機会といたします。
デジタルネガティブ・ディスカッションのお申し込みはこちらから
ワークショップの学習目標
開催日時及びスケジュール
10:30-12:50 デモンストレーション、感光剤の調製、ゼラチンの使用、デジタルネガティブの作成と応用、塗布およびプリントの紹介
12:50-13:00 休憩 / Break
13:00-16:30 参加者の実技
16:30-17:00 セッション後のディスカッション ( 講師は必要に応じてスケジュールを調整する権利を有します)
募集人数:
実技:4名・ 見学 2名
受講料:
実技参加者 ¥24,000+税
(材料費込み) /1名
見学参加者. ¥10,000+税/1名
(見学希望の場合はその旨応募フォームにお書き下さい)
応募締め切り
8月8日(木)
データ〆切り
8月15日(火)
キャンセルについて
キャンセルされる場合は、開催日1週間前までにご連絡ください
それ以後はキャンセル料50%、前日12時以降は100%をいただきます
注意事項
- 実技参加者は8月15日までにデジタル写真ファイル2枚を提出する必要があります。ファイルはTIFFまたはPSD形式で、長辺が少なくとも300ppiで10インチ以上のサイズである必要があります
- 実技参加者はクラス終了後にガラスに5×7インチのサイアノタイププリントを2枚受け取ります
- 録音やビデオ撮影は許可されています。使用する化学薬品は低リスクですが、参加者は注意を払い、また汚れても良い服装またはエプロン等を持参してください。
- スケジュールは非常にタイトで昼食の時間がありませんが、少しでも知識や技術を共有したいという曾先生の想いをご理解ください。参加者には軽食をご持参頂き、食事をしながらお話しをお聞きいただくことは可能です。