トライX互換プロジェクト
トライX互換プロジェクト ~400TX類似を探す~
開催日時:2023年7月22日(土)14-17時
※終了時間は、講義内容・質疑応答により前後いたします。予めご了承ください。
開催場所:アトリエ シャテーニュ
受講料:3,000円(税込)
定員:10名 応募を締め切りました(定員に達し次第、応募を締切とさせて頂きます)
お申し込み方法:本ページ下記のフォームより
高騰し続けるコダック製フィルム。そのモノクロームフィルム中で、常用されることが多いトライX※1ですが、アトリエ シャテーニュを訪れる暗室利用者の中では「トライXと同じように使えるフィルムは有るのか?」といった問題は常に関心の対象でした。
’97カメラ年鑑(日本カメラ刊)を見てみるとISO400クラスのモノクロームフィルムは全部で9種類。銀塩写真が主だった時代と比べ驚くことに今現在の方がフィルムの種類が豊富で、自分の目的に合ったフィルムを選ぶのは非常に困難と言えます。
そこでアトリエ シャテーニュは内藤明氏(東京工芸大学名誉教授)の協力の下、国内での入手がし易く同じISO感度を持つフィルムを集め、実写と感光計を用いた露光を行い、現像処理後、濃度を測定し特性曲線を作図する調査※2を行いました。
本講座では内藤明氏に
・コダック トライXはどのようなフィルムなのか?
・同等のISO感度を持つ他のフィルムはどのような特性?
・特性が似ているとされるフィルムを比較
上記のような内容について、特性曲線を基にネガを見ながら解説していただきます。
今後のフィルム選びに役立つ講座となっております。是非ご参加ください。
※1 1954年トライX発売開始。2007年より現在の正式名称は「400TX」となった。
※2 実写では屋内のテーブル上に種々の物体をセットして行った。感光計は感度測定に用いられるものと同等のシステムを利用した。
内藤明
略歴
1973年4月東京写真大学短期大学部助手
1985年4月~1994年東京工芸大学短期大学部(講師)
1995年4月~2014年3月東京工芸大学芸術学部(講師、助
2008年4月~2014年3月まで東京工芸大学芸術学部長
2013年~2017年まで日本写真芸術学会会長
2021年~財団法人日本カメラ財団理事
主な著書
1984年 『写真大辞典』 共著 講談社
1987年 『アサヒカメラ教室4』 共著 朝日新聞社
1991年 『実務者のためのカラー写真』 共著 共立出版社
1997年 『デジタルスチルカメラの開発』 共著・監修 トリケップス
2006年 『デジタル写真の基礎 』 共著 コロナ社
他論文、雑誌連載多数。
写真展
1979年7月「真昼時」 新宿ニコンサロン/東京
2006年4月「真昼」 アートスペースモーター/東京
2014年10月「light」 スタイケントウキョウ/東京
2015年10月「in the wind」 スタイケントウキョウ/東京
2017年3月「echo」Alt_Medium/東京
2018年12月「once」Alt_Medium/東京
2019年11月「there」ギャラリーEM/東京
2020年8月「works」田淵行男記念館/長野
2021年6月「rays」JCIIクラブ25/東京
2022年9月「happend」ギャラリーEM/東京
お申し込みフォーム
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