2017-07-03

プラティナ・パラジウムプリント ワークショップ

 

プラチナプリントは1873 年にイギリスのウィリアム・ウイルスによって発明されて今日まで140 年以上の歴史を持つ印画法です。その魅力は長い露光域、深みのある暖かい調子、加えて科学的に非常に安定しているプラチナやパラジウムで画像を形成する為すばらしい耐久性があります。発明当時に作られた美しいプリントが現在まで非常に良い状態で残されている事から近年再評価が非常に高まっているプロセスです。かつてはマシンコートの印画紙が販売されていた事もありましたが、現在では感光液を自分で調合してハンドコートで印画紙を制作します。
現在プラチナプリントと言われているプリントの多くは正確にはプラチナ・パラジウムプリントと呼ばれるものです。プラチナに同属の金属であるパラジウムを加える事によって、プリント制作に於ける利便性、経済性、安定性を図っています。
プラチナプリントのようなオルタナティブプロセスの印画紙は、紫外線( 太陽光) に感光します。引き伸ばしが出来ないのでプリントサイズと同じネガが必要となり、オリジナルネガから拡大ポジ画像(あるいは同寸ポジ)を作りそこから拡大ネガを制作します。しかしインクジェットプリンターと印刷メディアの発達により、デジタルデータからのデジタルネガティブが実用的になってきました。
プラチナプリントは露光域が広い為、その特性を活かす為にはネガの最高濃度が引き伸ばし用のネガより高い必要があります。銀塩ネガでは撮影時の露光や現像時間の調節などにより最高濃度を上げる事が出来ますが、デジタルネガの場合はインクジェットプリンターのインク吹き出し量を多くする、あるいは紫外線をブロックするカラーを使うことで濃度不足を補います。またインクの種類によっても最高濃度が変わります。

シャテーニュではQuadToneRipというインク量をコントロールする優れたプリンタドライバと、プリンターのすべてのインクを濃さの違うモノクロインクに変換して使うPiezographyというシステムを導入、シャドーからハイライトまで今までにない階調度のデジタルネガを製作致します。

参加者にはまず自分で感光液を塗布して印画紙を製作していただきます。そして、紫外線露光機で焼き付け、現像を体験していただきます。

デジタルカメラで撮影した画像を前もってお送りください。こちらでデジタルネガを作成いたします。

4×5,5×7,8×10のフィルムもプリントできますが、銀塩の濃度より高い濃度でないと良い調子にはなりませんのでご注意ください。この場合、スキャンしてデジタルネガを作る方法もございます。フィルムスキャンの場合は35m/mからデジタルネガ製作が可能です。

データは720dpi 5×7~8×10が理想です。データの変換がわからないなど疑問点がありましたら、下記フォームよりご質問ください。

 

開催日時

7/30(日) 13:00~17:00

定員

5名様(先着順)

参加費

15,000円 ※消費税、薬品代込み

お持ち頂くもの

ネガ、エプロン、タオル、筆記用具等

下記のフォームよりお申し込みください。

講師

猪股良文
東京都出身
日本大学芸術学部卒
在学中より電通写真部アシスタント・個人アシスタントを経てフリー。車・建築写真を主とする。
細江英公ワークショップ、ジャックウェルポット・ジュディードーターワークショップ参加。
20年前よりプラチナプリントにて作品制作。
2013年よりアマナサルトにてオルタナティブ・プリント制作担当。
2016年10月よりアトリエ・シャテーニュにてオルタナティブプロセス・ワークショップを毎月開催。

  • お名前
  • フリガナ
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 確認用メールアドレス
  • ご質問等お問い合わせ

 

保存保存保存保存

保存保存

保存保存

保存保存

保存保存

保存保存

保存保存

保存保存

保存保存