2017-05-01

オイルプリント・ワークショップ (石塚公昭)


オイルプリント (Oil Pigment Process) は、1904年に考案された写真技法で、紙にゼラチンを塗布し、重クロム酸カリまたは重クロム酸アンモニウム溶液によって感光性をもたせ、ネガと密着して太陽光、紫外線ライトにて焼きつける。その後流水で水洗すると、シャドー部はゼラチンが硬化して水分を吸収しにくくなり、ハイライト部は水分を吸収して膨張し、レリーフ状になり、そこに油性絵具をブラシで叩きつけていくと、水分の少ないシャドー部には絵具が付き、水分を多く含むハイライト部は油性絵具を反発して受けつけず、これにより階調が表現される。
その後、市販の印画紙を使用し引き伸ばし可能なブロムオイルに取って代わられていった。

もともとこの技法は熟練を要するが、近年、人形作家で写真家でもある石塚公昭氏が1990年代に技法を復活させた。石塚氏は試行錯誤の上ゼラチンを厚くするという方法にたどり着き、これによって初心者でも容易に画像を作り出すことができるようになり、自身の製作した人形をこの技法でプリントし、個展を中心に発表してユニークな作家活動をしている。

ワークショップでは前もって、印画紙、そして参加者のデータ、あるいはネガからデジタルネガティブを制作しておき、それらを焼き付け現像、そしてインキングを体験していただきます。

開催日

2017年5月27日(土)13:00~
アトリエシャテーニュ・オルタナティブスタジオ

定員

5名様(先着順)

参加費

¥15,000

お持ち頂くもの

エプロン、タオル、筆記用具等

ネガについて

当日使う写真はデータを前もってお送りいただき、こちらでデジタルネガを出力いたします。
従いまして、5/23必着でお願いいたします。ご不明な点がございましたらお申し込み時にお申込みフォームにてお知らせ下さい。
データサイズ 360dpi 8x10inch 程度

石塚公昭プロフィール

1957年 – 東京に生れる。 1977年 – 東京クラフトデザイン研究所陶磁器科を卒業。 1977~79年 – 岐阜県瑞浪市、茨城県高萩市にて製陶業に従事。 1980年 – 人形制作を開始。 1982~84年 – 初めての個展『ブルースする人形展』を開催。 1991年 – 廃れた写真の古典技法、オイルプリントの制作開始。 1996年 – 人形の写真撮影を開始。 1996年 – 作家・文士シリーズの制作開始。 2005年 – 初めての作品集『乱歩 夜の夢こそまこと』(パロル舎刊)を出版。 2007年 – 2作目の作品集『Object Glass 12』(風濤社刊)を出版。 現在、都営地下鉄のフリーペーパー中央公論Adagio(東京都交通局)の表紙を担当

 

■お申し込み方法

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